楽天証券のポイント還元~新NISAの証券会社をどこにしようか Vol. 2

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公開日 2023-09-25 , 最終更新日 2023-09-25

はじめに


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新NISAの証券会社をどこにしようか

ちびち~
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これからネット証券のポイント還元を見ていき、新NISA向けの証券会社を選びたいと思います。

新NISAのための証券会社

 2024年から新NISAが始まります。簡単にまとめると1800万円まで非課税運用できるというもので、年間最大360万円、つまり最短5年で投資できます。じゃあどこの証券会社でNISA口座を開設すべきか、他社に移管すべきか検討してみようと思います。

 結論として、SBI証券が最も優れているとは思いますが、楽天証券、マネックス証券でも大差はありません。

 重要なこととして、「eMAXIS Slim シリーズのような、手数料の安い投資信託を購入できる銀行」これが最も重要です。ここさえ抑えれば、失敗ではないでしょう。で、この投資信託が購入出来れば、証券会社間で差がつかないのです。

 ネット証券なら「eMAXIS Slim シリーズ」は購入できるので、ネット証券間で何で差をつけるのかというと、投資信託購入で「ポイント」がもらえるかどうかになります。というわけでネット証券のポイントを見ていきます。

 ポイントの種類は、キャンペーン等を除くと次の2種です。

  • 投資信託購入時に、購入額に応じて付与されるポイント
  • 投資信託保有額に対し、付与されるポイント

で、このポイントですが、SBI証券、楽天証券、マネックス証券などが優位に立ちます。

SBI証券のポイント還元~新NISAの証券会社をどこにしようか Vol. 1 – ちびち~とでかち~のマネー日記 (minichi.online)

 第2回:楽天証券

クレカ積立

 楽天証券は、正確にはクレカ積立ではないのですが、楽天キャッシュ積立と、楽天カード積立の2種類があります。楽天カード積立の方が、正確にはクレカ積立ですが、楽天キャッシュ積立も見ていきましょう。

 まずはクレカ積立の方です。

 以上のようになり、年会費を加味すると、「信託報酬1.0%以上の投信購入(ノーマルカード)」が+6000ポイント、次にノーマルカードの信託報酬1.0%未満の+3000ポイントが優位になります。ただし、信託報酬1.0%以上の投資信託は長期的なリターンが劣る場合がほとんどです。というわけで、標準的には年間+3000ポイントで考えればよいです。

楽天キャッシュ積立

 楽天ペイなどで用いる、楽天キャッシュでも積立が出来ます。楽天キャッシュでの投信購入にポイントは尽きませんが、楽天キャッシュのチャージ方法で還元率が大きく変わるわけです。

  • 楽天カードからのオートチャージ 0.5% 年間 +3000ポイント
    最もオーソドックスなものになります。手間がかからないのでお勧めです。
  • 楽天ギフトカードからのチャージ
    楽天ギフトカードを購入する時で還元率が変わります。一般には、1.0%~2.5%程度でしょうか(品番に変わります)。すると、年間 +6000ポイント~+15000ポイントとかなりのものになってきます。

投信マイレージ

 楽天証券はこちらが弱いです。「残高達成でポイントプレゼント」2000万円まで到達して、やっと2000ポイント程度、一回こっきりです。

月50000円積立の場合

 楽天カードと楽天キャッシュのどちらで購入するか、楽天キャッシュの還元率を高くできるか、など考えることが多いです。長期的に考えると、楽天キャッシュ1.0%程度といったところでしょうか。

 一応楽天証券を0.5%刻み、SBIは三井住友カードゴールドとします。まず楽天が1.0%以下ならSBIが完全上位になります。ただし、1.5%まで還元率を上げることで、SBIの投信マイレージを考慮しても、20年以上楽天が上回ります。いつまで高還元が続くかですが、最終的に0.5%か1.0%に落ち着く気がしますが。

月100000円積立の場合

 楽天証券は、楽天カードと楽天キャッシュ2通りの購入方法があるため、楽天キャッシュの還元率を上げ、楽天カードで+3000ポイントとすることで、ポイント数を上げることが出来ます。一方で、SBI証券は月5万円までなので、ここで差をつけることが出来ます。

 こうすると楽天証券は、楽天キャッシュ1.0%で20年以上SBI証券を上回ることが出来ます。これはなかなか良いです。

まとめ

 前回も書きましたが、ポイント差は投資の利益に比べて小さいので、ほどほどでいいですが、結論としては以下になります。

  • 楽天キャッシュを手間をかけて還元率を上げ続けるなら、楽天証券がお得。ただし1.5%くらいは確保したい。
  • 楽天キャッシュの還元率を上げない(0.5%)なら、月10万円でもSBI証券。
  • 楽天キャッシュの還元率を1.0%以上に上げれるなら楽天証券も良さげ

楽天証券の補足

 補足ではないんですが、ポイントだけで話をしていたんですが、楽天証券も証券は株の購入費用が無料となっているし、商品ラインナップも広いので、かなりいい証券会社です。

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