公開日 2022-10-10 , 最終更新日 2022-10-28
初めに
- まず口座開設すべき銀行がわかる
- 優遇されるための達成条件がわかる
銀行を選ぶ基準
銀行の選ぶ基準は、以下の通りと考えています。
- 普通預金金利
- 振込手数料の低さ
- ATM手数料の低さ
- ポイントプログラム、証券会社との連携のしやすさ、その他サービス
- (番外編) 振込先に特定の口座が必要、もしくはATMの利用のしやすさ
全部総合してオススメを紹介します
預金金利の高い銀行ランキングとおすすめ5選 (minichi.online)
振込手数料が無料の銀行ランキングとおすすめ4選 (minichi.online)
ATM引き出し手数料が無料の銀行ランキングとおすすめ4選 (minichi.online)
管理人のおすすめする銀行3選
- auじぶん銀行
- 住信SBIネット銀行
- 楽天銀行
1位はauじぶん銀行、2位は住信SBIネット銀行です。順位はつけましたが、同時に口座開設することがおすすめです。
3位は楽天銀行です。預金が100万円を超えてくると、格段に使いやすくなります。楽天銀行および連携先の楽天証券は、楽天ポイントとの連携も強いので、楽天ポイントの愛用者は、ポイントの利用先、ポイントの獲得元として口座開設をお勧めします。
ただ、初心者の方は、銀行2つもあれば十分でしょうし、まずはauじぶん銀行、住信SBIネット銀行を開設し、残りは自分に足りない部分を補うような銀行を選んでいくとよいでしょう。
(簡易版) 結論
銀行 | 金利 | 振込手数料 無料回数 | ATM手数料 無料回数 |
1位 auじぶん銀行 | 0.2% | 10回 | 10回 |
1位 住信SBIネット銀行 | 0.01% | 10回 (5回) | 10回 (5回) |
3位 楽天銀行 | 0.1% (300万円まで) | 3回 | 5回 |
銀行 | 金利 | 振込手数料 | ATM手数料 |
1位 auじぶん銀行 | au payと連携 au payカード引落とし auマネーブリッジ (auカブコム証券と連携) | じぶんプラス ゴールド以上 | |
1位 住信SBIネット銀行 | ハイブリッド口座 (SBI証券と連携) | スマプロランク 3以上 (5回ならランク2) | |
3位 楽天銀行 | マネーコネクト (楽天証券と連携) | ハッピープログラム VIP以上(預金100万円以上) |
1位:auじぶん銀行
条検を満たせば、金利0.2%、振込手数料無料回数10回、ATM無料回数10回が容易に、具体的にはau pay/ au payカードを日常生活の一部に使うことが出来れば、この条件が達成できます。
金利達成条件
下記を初回に一度設定し、au payカードを100円でも毎月使えば、金利0.2%が達成できます。おすすめはauカブコム証券で投資信託の積立購入です。
条件 | 金利 |
通常金利 | 0.001% |
au payとの連携 | +0.050% |
au payカードの引き落とし | +0.050% |
auマネーコネクトの設定 | +0.099% |
振込手数料、ATM手数料の無料回数増加条件
振込手数料、ATM手数料の無料回数を10回以上無料にするには増やすためには「じぶんプラス」というステージ制度をゴールド以上にします。ゴールドは下記条件から4個達成する必要があります。なお、プレミアムは5個以上で振込手数料無料回数は15回、難易度は高くないのでこちらも狙っていきたいです。
カテゴリ | 詳細 |
①入金 | 給与・賞与のお受取 年金のお受取 定額自動入金サービスによるご入金 |
---|---|
②口座振替 | 口座振替(クレジットカード等) |
③キャッシュレス決済 | au PAY 残高へのチャージ スマホ決済(残高へのチャージ) じぶん銀行スマホデビットのご利用 じぶん銀行決済のご利用 |
④エンタメ | じぶん銀行toto(WINNER・toto・BIG)のご購入 公営競技へのご入金 |
⑤資産運用 | 外貨預金のお取引 じぶん銀行FXのお取引 auマネーコネクトの設定 円定期預金残高1円以上 |
⑥残高 | 総資産残高50万円以上 外貨預金残高10万円以上 仕組預金残高10万円以上 カードローン残高1万円以上 住宅ローン残高1円以上 |
おすすめは以下4つです。
- ③au PAY 残高へのチャージ
- ⑤auマネーコネクトの設定
- ②au payカードの口座引き落とし
- ①定額自動入金サービス
③のau pay残高へチャージしたものは設定さえしてしまえば、手数料無料で返金されます。 ⑤のマネーコネクトとは、auじぶん銀行とauカブコム証券の連携です。auカブコム証券の口座開設と連携は無料で行えます。。次に、②でau payカードの口座引き落としのために、auカブコム証券で投資信託の積立購入がおすすめで、購入額の1%のpontaポイント還元もあります。100円から購入できますし、低コストのインデックスファンドを購入することで、資産を増やすこともできますし、最悪購入した投資信託を売ることも可能です。さらに、①で定額自動入金サービスによるご入金で、他行から「自動で無料で」入金できます。住信SBIネット銀行にも同じサービスがありますので、相互入金でお金の移動もありません。1万円から実施可能です。
これでスタンプ4つですね。実質費用はほとんど掛かっていません。プレミアムにするなら⑥で預金残高50万円が無難でしょう。また解説しますが、プレミアムはponta還元メリットも大きいので、プレミアムになることをお勧めします。
1位 住信SBIネット銀行
条件を満たせば金利0.01%、振込手数料、ATM手数料が各10回無料になります。
金利達成条件
ハイブリッド口座の作成です。SBI証券の証券口座を作成し、その証券会社と連携させるための銀行口座がハイブリッド口座といいます。証券口座も、ハイブリッド口座も作成費用は無料です。証券口座を開設したからといって、何かを購入しないといけないわけではないです。
振込手数料、ATM手数料の無料回数増加条件
振込手数料、ATM手数料のの無料回数を10回にするには「スマプロランク」を3以上にする必要があります。
まず、レベル2にするには、スマート認証NEOを設定する必要があります。スマート認証NEOは、アプリ「住信SBIネット銀行」とスマートフォンに登録された本人確認情報、つまり指紋認証等と紐づける認証機能です。これはセキュリティを高めるためで、無料で導入できます。
次にレベル3にするのが結構難しく、11個の条件から3つ達成することが必要です。おすすめは以下の3つです。
- 外貨預金(普通・定期)の月末残高あり
- SBIハイブリッド預金の月末残高あり
- 公営競技ご入金の月内合計が2万円以上
外貨預金と最低金額を購入して寝かせておきましょう。SBIハイブリッド預金口座は、無料で作れて預金金利が高くなる口座なので、普通預金口座ではなく、こちらの口座をメインにしましょう。公営競技は、入金2万円ですが、自動払出し機能もあるので、ランク3を狙うならおすすめです。また、これとは別に「総預金の月末残高が300万円以上」で、ランク3になります。
ただ、スマプロランクのメリットが手数料無料回数の増加だけなので、ランク2の5回でも十分優秀で、どうしても振込回数が多い人のみランク3を狙ってはどうでしょうか。
なお、ランク4は外貨預金500万円以上と全くおすすめできませんのでご注意ください。
3位 楽天銀行
振込手数料無料回数は5回、1位の2項、auじぶん銀行と住信SBIネット銀行から一歩劣る3位です。預金額が100万円を超えると急に使い勝手がよくなってきます。この条件で、楽天銀行の金利は最大0.1%、振込手数料3回、ATM手数料を5回無料にすることが出来ます。
金利達成条件
金利を0.1%にするための条件は、
振込手数料、ATM手数料の無料回数増加条件
振込手数料3回、ATM手数料を5回無料にするには、ハッピープログラムに登録し、預金額を100万円とします。ハッピープログラムは、楽天会員情報と、楽天銀行を紐づける必要があります。当然無料ですし、一度登録すればよいので、手間はほとんどかかりません。
地味に楽天ポイントを稼ぐこともできます。私の場合、ほぼ何もしなくても月42ポイント (年504ポイント)程度入ってきています。年500ポイント程度ですが、「何もしなくても継続的に手に入る」というを非常に重要です。
さいごに
ここまでいかがでしたか。総合的に考慮した銀行ランキングを作成いたしました。個々人の預金や銀行の利用状況に応じて銀行を決める一助になれば幸いです。
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