SBI新生銀行の徹底解説~SBIグループにはいって色々おもしろくなってる銀行

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公開日 2023-04-23 , 最終更新日 2023-04-23

はじめに


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SBI新生銀行は、SBIグループにはいって、色々サービス変更しているね。

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今、熱い銀行だ!

関連資料

SBI新生銀行は総合ランキングに入れていませんが、比較としてリンクしています。

どういう人にオススメできる?

オススメできる人

  • SBI証券と連携し、預金金利を高めたい人
  • 外貨を外貨のまま受け取る銀行を探している人
  • 銀行でポイントゲットしたい人

 SBI証券と連携させることで、ステージをダイヤモンドステージに挙げて、普通預金金利が上がります。また、誕生日特典として、3カ月定期1.0%を得ることが出来ます。普段、定期預金はおすすめしないのですが、短期の場合は別です。100万円預金すると、3カ月で2,000円程度の金利が得られます。結構でかいです。

 また外貨の受取りについては、通常の銀行は結構手数料がかかるのですが、SBI新生銀行とソニー銀行は手数料が低いのでお勧めできます。

 また結構ポイント貯まりますね。私はコンスタントに毎月300ポイント程度もらっています。

オススメできない人

  • シルバーステージに上がれる見込みがない方

 ステージ制があるのですが、一番したのスタンダードだと使い勝手があまりよくないです。下から2段目のシルバーランクくらいから、ぐっと使い勝手がよくなってきます。

SBI新生銀行の特徴

カテゴリーごとにまとめていきます。基本はこのカテゴリーで考えれば、整理しやすいのではないでしょうか。

普通預金金利

 ステージ制でダイヤモンドにならないと低いです。預金額やステージに応じて変わりますが、0.001%台とたいした金利ではありません。

 ところがダイヤモンドステージになると一気に0.20%になります。これは、auじぶん銀行やあおぞら銀行にならぶ、トップクラスの普通預金金利になります。

 さらに誕生日月になると「特別御礼円定期預金」です。3カ月ものの定期預金で、プラチナステージだと0.5%、ダイヤモンドステージだと1.0%です。100万円定期にすると、3カ月後に約2,000円の金利がつきます。これは大きいですね。

振込手数料

 振込手数料が何回でも無料になるのは、SBI新生銀行宛の身になります。他の銀行こちらもステージにより変わります。スタンダードはかろうじて振込手数料の無料回数が1回あるのがいいですが、手数料も214円かかります。シルバー移行、手数料も下がり、無料回数も増えていきます。ゴールド以上なら個人的にも十分と思います。

ステージ無料回数手数料
スタンダード1回214円
シルバー3回110円
ゴールド5回110円
プラチナ10回75円
ダイヤモンド50回75円

ATM

 自行のATMを持っていませんが、提携ATMは多いです。セブン銀行、E-net、ローソン銀行、イオン銀行、他有名どころと提携しています。現在は、すべてのステージでこれらのATMでの出金が何回でも0円です。ただし、2024年4月1日移行、スタンダードステージのみ月5回までになりますが、これでも十分な回数ですね。

ポイント制

 自社ポイントはありませんが、3種のポイントと提携しています。dポイント、Tポイント、nanacoから選択できます。一覧は以下です。おすすめは以下に書いたものです。

ポイントプログラムにエントリー初月 1ポイント
2カ月以上連続で3ポイント
インターネットバンキングに1回以上ログイン3ポイント
特定のメール受信3ポイント
特定キーワードの入力3ポイント
アンケート回答5ポイント
口座へ1回1万円以上の振込入金25ポイント
最大8回で200ポイント
クレジットカードや公共料金の引落1回50ポイント
最大2回で100ポイント
GAICA(Flex機能付き)を使用して、
海外のATMで出金
1回50ポイント
最大2回で100ポイント
GAICA(Flex機能付き)を使用して、
国内外のVisa加盟店でショッピング
100円につき1ポイント
最大100ポイント
積立投資信託5千円以上で10ポイント
外貨積立10ポイント
円から外貨に交換10万円以上で20ポイント
50万円以上で100ポイント
100万円以上で200ポイント
外貨定期預金10万円以上で20ポイント
50万円以上で100ポイント
100万円以上で200ポイント
SBI新生銀行への外貨送金100ポイント
WEB予約経由による資産運用の相談1回50ポイント 年2回まで
パワートラスト(金銭信託)50万円以上で200ポイント
資産運用商品の合計取引金額30万円以上で200ポイント

 まず、ポイントプログラムエントリーが毎月必須です。忘れるとポイントが入りません。これで3ポイント (初月1ポイント)、インターネットバンキングで3ポイント、特定のメール受信は勝手にメールがきて3ポイントです。キーワード、アンケートは時間単価にあいませんのでおすすめしていません。

 次のおすすめは振込入金で25ポイント、最大8回の200ポイントです。無料回数が多いネット銀行を活用できます
 例1:住信SBIネット銀行の定額自動振込 1万円を8回設定 (無料回数を利用して)
住信SBIネット銀行の定額自動入金で8万円を1回設定
    これで自動化で、200ポイントです。
 例2:auじぶん銀行から「手動」で1万円を8回振込
    auじぶん銀行で定額自動入金で8万円を1回設定
    面倒ですが、8回やるのに5分~8分程度でしょうか。8分で時給1500円相当です。
 なお、振込は、次の口座引き落としと合わせるなら入金は無くても良いですかね。

 最後のおすすめは、口座振替です。クレカ積立等の引き落としを設定しましょう。それだけで100ポイントです。金額がないようなので、例えば毎月amazonギフト券の定期購入の最低金額15円を購入するだけのクレジットカードを2枚準備すれば、それだけで100ポイントです。ちなみに私は、クレカ積立登録していますよ。

 他は狙ってやるほどメリットあるものはありませんかね。

 ステージ制

 ステージ制は「ステップアッププログラム」という名称です。ここまでも何度か紹介してきましたが、5段階、「スタンダード」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」「ダイヤモンド」の5ステージです。

 詳細は公式HP参照が必要ですが、個人的にお得と思うもの紹介したいです。

メリット
  • 普通預金金利
    ダイヤモンドステージで普通預金金利 0.2%。100万預金で約年1600円(税引き後)
    プラチナステージ以下でだと 0.001%~0.003%
  • 特別御礼円定期預金
    誕生日月のダイヤモンドステージで3カ月 1.0%、プラチナステージで0.5%
    100万預金で、3カ月後約2000円(税引き後)
    申込が店頭、ビデオ、サテライトラウンジ、コンタクトセンターなのは注意
  • 振込手数料
    スタンダード 1回
    シルバー   3回
    ゴールド   5回
    プラチナ   10回
    ダイヤモンド 50回
    ゴールド以上なら、普段使いに十分でしょう。
  • 外貨送金の受取り
    シルバー以上なら2000円キャッシュバックポイント、実質手数料無料
    外貨の受取りは、通常結構高い手数料取られるのですが、SBI新生銀行では、このポイント還元により実質無料になります。私も外貨受取りはSBI新生銀行にしています。
  • 外国為替手数料 (ドル)
    スタンダード 15銭
    シルバー    9銭
    ゴールド 9銭
    プラチナ 7銭
    ダイヤモンド 7銭
    外貨送金の受取りをしたら、円両替が必要です。そのため手数料の安さは重要です。SBI新生銀行は最安ではありませんが、結構安いです。シルバー以上なら9銭以下とお得です。

    代表的なメリットは上記ですが、ではステージを上げる方法を見ていきましょう。
ステージのあげ方
  • SBI新生コネクト
    SBI証券との連携するだけ「ダイヤモンドステージ」になれます。最高ステージに一般の人がなるにはほぼ唯一の解です(富裕層除く)。詳細はリンクの記事を参照ください。基本的にはいいことばかりですが、唯一のデメリットは、SBI証券との連携は、住信SBIネット銀行とSBI新生銀行、どちらかとしかできない、という点です。
  • 投資商品および預金残高
    預金のみ、投資商品のみ、預金+投資商品の複合の3通りです。ゴールド取るためにはこれが現実的でしょうか。
    シルバー:預金100万円 or
         投資商品 10万円
    ゴールド:預金500万円
         投資商品100万円
         預金100万円+投資10万円
    プラチナ:預金2000万円
         投資商品300万円
         預金500万円+投資商品10万
    ダイヤモンド:投資商品2000万円
    ここでポイントなのが投資商品です。ここで利用するのは、マネックス証券とSBI証券の仲介口座です。仲介させることで、マネックス証券とSBI証券の投資商品が判定対象になります。投資信託積み立てしていると、ゴールが結構現実的になってきます。
    注意点も存在します。SBI証券の仲介口座は、三井住友カードの積立ができず、SBI新生銀行グループで発行しているアプラスカードが必要になってきます。
    マネックス証券の仲介口座ですが、こちらはデメリットはなさそうです。もともと投信積立はアプラス系のマネックスカードなのでこのままで良いと思います。
  • 住宅ローン
    ステージのために契約するものでもないですが、これを契約していると「プラチナステージ」です。
  • ラグジュアリーカード
    これもステージのためにすることでもないですね。一番安いもので、年会費\55,000かかるので・・・こういうカードを持てる人は、そもそもステージのためにチマチマ改善する人でもないでしょうね。
  • 給与振り込み
    給与振り込みで「シルバーステージ」になれます。現実的ですね。
  • 口座振替年6回
    クレカ引き落とし、公共料金引き通しを年6回以上で、「シルバーステージ」になれます。こちらも現実的です。
  • プリペイドカード (GAICA)の年間10万円利用
    1%還元だし、国内に限ればチャージ量が無料なので使って損というわけではないですが、上記2個に比べてハードル高く感じますね。

関係の深い証券会社

 マネックス証券とSBI証券ですね。SBIグループになる前にマネックスと関係を強化していましたが、SBI証券に吸収されてSBI新生銀行と名前が変わったようで、SBI証券との関係が強化されているように感じます。これはこれでいいのですが、既存のマネックスとの関係は今後どうなっていくのでしょうか。まあすでに契約した客が離れるようなことはしないので、マネックス証券との関係は現状維持、もしくは契約済みの顧客は継続、とかになるんでしょうかね?全く根拠はありません。

サービス

 定額自動入金、定額自動送金、目的別口座等はありません。はありません。

外貨関係

 前述したように、外貨を外貨のまま受け取る場合、シルバーステージなら手数料2000円が返ってきます。これは結構破格の内容です。私はこれだけのために口座開設しました。ちまちまポイ活していても、この手数料でほとんど吹っ飛ぶのはもったいないですね。

さらに、この受け取った外貨を円に換える時の手数料も比較的安いです。
外国為替手数料 (ドル)
スタンダード 15銭
シルバー    9銭
ゴールド 9銭
プラチナ 7銭
ダイヤモンド 7銭
住信SBIネット銀行だと、これより手数料安くできますが、受け取りに25ドルかかるのでそれを加味すると、新生銀行がお得だと感じます。

また、同じく外貨受取りが無料のソニー銀行は、手数料が15銭です。総合的には新生銀行が扱いやすいですかね。

まとめ

 SBI新生銀行となってから動きが面白いです。これからもよくなっていってほしいですね。

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