住信SBIネット銀行の徹底解説~金利・振込手数料・ATM手数料・スマートプログラム攻略方法

銀行

公開日 2023-02-28 , 最終更新日 2023-02-28

はじめに


人気ブログランキング
でかち~
でかち~

住信SBIネット銀行、これもつくるのかよ~

ちびち~
ちびち~

オススメNo2 !

関連資料

どういう人にオススメできる?

オススメできる人

  • 便利な付帯機能がある銀行を使いたい (定額自動入金・振込等)
  • 振込をたくさんする方 (最大20回)
  • ATM出金が多い方 (最大20回)
  • SBI証券を便利に使いたい方
  • 外貨を購入する、外貨をSBI証券で外貨資産を購入する方

 便利さという点では、おすすめNo1のauじぶん銀行を上回ります。特にSBI証券と併用すると、SBI証券の使い勝手がかなり上がります。

オススメできない人

  • ネットバンクを活用できない方
  • 高い利息を得たい方

 便利さという点では、auじぶん銀行を上回りますが、デメリットは金利ですね。auじぶん銀行の1/10です。100万円預金すると、年間約80円の利子です。利子目当てだとちょっと少ないですね。

住信SBIネット銀行の特徴

カテゴリーごとにまとめていきます。他銀行含め、定期預金とか、FXとかいろいろ押していますが、基本はこのカテゴリーで考えれば、整理しやすいのではないでしょうか。

普通預金金利

 普通預金金利は0.001%ですが、SBI証券に口座を作って連携させた「ハイブリッド口座」なら0.01%まで上げることができます。
 

 ハイブリッド口座の特徴や注意点

ハイブリッド口座の特徴や注意点

良い点

  • SBI証券に入金せずとも、SBI証券の口座として用いることが出来る。
  • 金利が普通預金口座より高い。

悪い点

  • 普通預金口座から振替をする必要が若干手間、ただし手数料は無料で、即時振替可能です。
  • ハイブリッド口座では他行振込やATMなどに活用できない。

 私の失敗例として、すべてハイブリッド預金に入れて、普通預金口座を0円にしたため、定額自動入金に失敗してしまったことがあります。

振込手数料

 スマプロランクを上げることで回数を増やすことが出来ます。ランク2まではスマートフォンを持っていれば達成可能で、無料回数は5回。ランク3までは常識的な範囲で達成可能で、無料回数10回です。

 振込手数料無料回数が多いので使うこともないと思いますが、手数料77円と安いです。

 振込手数料無料の銀行は、住信SBIネット銀行と、三井住友信託銀行。

ATM手数料

 これもスマプロランクで無料回数を増やすことが出来ます。ランク2で5回、ランク3で10回です。まあ5回あれば十分でしょう。

 手数料はどこも110円です。

ポイント制

 スマプロポイントという独自ポイントを持っています。1ポイント1円で換金可能ですが、500ポイントから交換可能です。クレジットカード、デビッドカードを使っていないと、1年に1回も交換できないくらいです。他に100ポイントあたり40JALマイルに交換できます。

ポイント対象取引は以下の内容です。ねらい目は定額自動入金で30ポイントが基本です。外貨積立は10ポイントですが、ポイント以外の面で独自性があり、外貨を購入するなら住信SBIが良いです。あとは、微妙なものが多いです。月30~40ポイントをコツコツためるポイントですね。

  • 給与・年金・定額自動入金 30ポイント
    難易度のわりに結構大きいポイントです。auじぶん銀行と相互の定額自動入金がおすすめです。定額自動入金サービスの活用法と設定方法 (minichi.online)
  • 口座振替 5ポイント
    1件以上5ポイントです。何件しても5ポイントなので、実施するなら1件でしょうか。
  • ミライノ カード(JCB) 100ポイント
    月5万円以上利用で100ポイントです。
    ただ、結構厳しいのは、ミライノカードはMastercardとJCBがあり、JCBにはゴールドとプラチナしかない、つまり年会費がかかるということです。ゴールドで年会費3,300円 (100万円利用で次年度無料) 。特典としてはスマプロランクを2あげる、つまり実質ランク4まで上げれることですが、狙って取りに行くものでもないかな。
  • ミライノカード、デビッドカードの利用還元
    デビッドカードで0.8% (デビッドプラチナは1.0%)
    ミライノカードはカードの種類に応じて0.6%~1.2%です。
    これがないと500ポイントためるの、結構きついです。
  • 外貨積立 10ポイント
    通常、外貨預金はおすすめしないのですが、住信SBIネット銀行は色々メリットがあります。まず、外貨積立というを活用すると、為替手数料が3銭と非常に安いです。かつ、その外貨の出口として、SBI証券に資金を無料で移動可能で、SBI証券で外貨資産(MMF, ETF等)を購入することが出来ます。ポイント狙い以外の方がメリットありです。
  • 外貨預金・仕組預金 100ポイント
    外貨預金・仕組預金が300万円いじょうで、毎月100ポイントです。年間1200ポイントとして、年利0.1%以下。大きそうに見えて、あんまり大きくないです。仕組預金は商品性自体に問題あるので、スルー推奨です。
  • 純金積立 10ポイント
    月5000円以上積立で、10ポイント/月です。年利0.2%換算ですが、購入手数料が2.5%なので、ポイント狙いでやるものではないですね。

ステージ制

 ステージ制は「スマートプログラム」といいます。スマートプログラムはスマプロポイントと、スマプロランクの2つからなります。こちらではランク制度を紹介します。ランクはランク1, 2, 3, 4 の4段階で、振込手数料無料回数、ATM手数料無料回数がアップします。

  • ランク1
    無条件です。
  • ランク2
    スマート認証NEOに登録していること。
    スマートフォンを使って、振込を承認したりすることでセキュリティを高めることが出来ます。基本入れた方が良いと思います。無料です。ここまでは、ほぼすべての人が達成できると思います。
  • ランク3
    ここからちょっとずつ難しいです。ランク3で一番簡単なのは、預金300万円以上でしょう。これが達成できない場合、「ロボアド利用月末残高100万円」(非推奨)、「住宅ローン」(非万人向け)、「11個の判定条件のうち、3個該当」(万人向け)。

    11個の判定条件のうち達成しやすいもの

    「外貨預金残高あり」→1ドルとか持っておけば良いでしょう
    「ハイブリッド預金残高あり」→SBI証券口座あれば達成可能
    「給与、賞与または年金受取り」→設定するかどうか
    「純金積立月末時点でご契約あり」→契約後、積立中止設定でも達成できるかもしれない
    「スポーツくじ購入または公営競技ご入金の月内合計が2万円以上(※WINTICKET対象外)→出金可能っぽいです。
  • ランク4
    現実的には、「プラチナデビットカード(Mastercard)」「ミライノカード Travelers Gold(Mastercard)」「ミライノカード PLATINUM(JCB)またはミライノカード GOLD(JCB)のご契約、かつ振替口座として当社スマートプログラム対象支店をご設定」でランク2アップでしょう。
    他に「外貨預金+仕組預金 500万円以上」「外貨預金+仕組預金 300万円以上+住宅ローン」こちらはおすすめできないですね。

 以上ですが、ランク3より上に狙ってあげる必要があるかというと、特典が振込手数料無料回数アップとATM手数料無料回数アップ、つまりこれらを月6回以上行うか、ということにつきます。ランク3は300万円預金か住宅ローンで自動でランク3になる以外は、手間暇かけてまでするものでもないかな、と思います。

サービス

 代表的なものに、定額自動入金、定額自動振込、目的別口座などもありますが、住信SBIネット銀行はすべて備えています。これが便利な銀行たる所以です。資金移動のハブになれます。

 他には、すでに記載していますが、SBI証券との連携が強いですね。SBI証券で投信信託などを購入するときに、資金を移動する必要がないということで、かなり使いやすいです。

 さらに、外貨積立ですね。普通の銀行は25銭取られるうえ、使い道がない銀行が多い中、住信SBIネット銀行では、SBI証券に移して、ETF、MMFなどを購入することが出来ます。MMFなら投資信託扱いなので、雑所得扱いの外貨預金より税制面で有利になります。使わない手はないですね。

まとめ

 住信SBIネット銀行とその攻略方法をまとめてみました。ぜひ口座を開設してみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました